サルサのレッスンに行くと、どこのレッスンに行ってもだいたい同じ様な事を言われますよね。
・足はかかとからではなく、つま先から踏まなきゃダメ・・・
・ベーシックは静かに踏まなければならない・・・
・ぴょこぴょこするベーシックはヤメたほうがいい・・・
とかは一度は聞いたことはあると思います。
それって、ホントに正しいのでしょうか?
サルサで言われている「正しいとは何か?」について、シェアしたいと思います。
興味がある方はチェックしてください。
ただし、以下は踊れるのが前提の内容なので、
「東京サルサクラブ」とかがテクニック多めでお勧めです。
サルサを心地よく踊るのに、本当に必要なことは何か?
冒頭の3つの内容ですが、確かに初心者の時は、早くフロアーで踊れるようになるために必要ですよね。
確かにこのアドバイスは右も左も分からないサルサ初心者にはナイスなアドバイスだと思います。
でも、脱初級者を目指す場合、
「それって当たり前だから・・・」というのでは寂しいですよね。
では早速考えてみたいと思います。
初心者がサルサを踊るためには上記の内容を意識すれば、最低限必要な動きはできるので、
メンズであればワザ覚えるのに集中したり、
フォローの場合は素早いフォローに集中するために役立ちます。
そういった意味では、初心者にとっては正解ですよね!
でも、サルサを踊っていて、2年を経過する頃には、
「こんなに踊っているのに、なんか最近上手くなった気がしない・・・」
と思うのではないでしょうか?
そんなときに考えてほしいのが、
「それらって、本当に必要なの?」というところです。
サルサの正解は?
サルサを踊るのに、それらは、本当に必要なのでしょうか?
でも、ちょっと考えてみて下さい。
サルサには規定というものがありません。
そもそも、サルサの踊り方はタンゴや社交ダンスの様な長い歴史をもっていません。
なので、踊り方と言う意味では、これからもっともっと定義できる様な理想の踊り方ができるのかもしれません。
最近はサルサ協会なる機関が存在して、
ここで検定を受けられる方もいらっしゃいますが、肩書き以上の特典って無いじゃないですか?
・サルサ一級を持っていないと、インストラクターをやっちゃいけないとか…
・サルサ二級を持っていれば、絶対に断られないとか…
・級を持っていない人のクロスボディーリード(CBL)はCBLと呼ばない!なんて事はないですよね!
でも、上手い!って思う人は結構共通しますよね。
その人たち、みんな検定を持っているのか?
そんなことないですよね!
サルサ10段とか、サルサ黒帯なんていうの当然ありません。
手や足の角度が何度開かなければいけないと言うこともないし、手の高さは何センチ以上上げなければダメと言う事もありません。
上手い人って何が共通しているのか?
「音に合わせて、伸び伸びと心地良さそうに踊っている」
くらいではないでしょうか…
という事は…
そうです。
サルサに「正解」ってないと思いませんか?
強いて正解をあげるのであれば、
「今のあなたにとっての正解」しかありません。
という事は、インストラクターは何を教えているのでしょう?
「今のその人に必要だと思われる技術の選択肢の一つ」ですね!
その人のレベルに合わせて、自分がそのレベルの時に何が必要だったか…
そのレベルの人に何を教えれば、もっと自由になるのか…
これに尽きると思いませんか?
という事は…
「正解は今の自分にとっての正解」でしかならないのです。
自分のレベルが上がってくれば、正解もアップデートされる必要があります。
筆者の方、時々、初心者の方をお教えしたことがあるのですが、
このアップデートが早い人は、その後の上達具合もケタ違いに早く、
数年であっという間にインストラクターになってしまった人もいます。
では、正解をどうやってアップデートしていくのか?
これは、ビジュアルともう一つ!
「踊っている時の感覚」以上のものはないと思います。
例えばですが…
・どの曲を踊っても、なんか楽しくない…
・曲が好きじゃないと、踊る気が妙にしなくなる
・踊っていて、なんか忙しい…
・上手な人じゃないと、踊っている気がしなくなる
・いつも技が足りないと感じる
・踊っていて、異様に汗をかく
・撮影された自分を見ると、異様にやる気が無くなる…
なんて感覚は無いでしょうか?
そういう時こそ、
「今の自分の技術って今の自分にとってホントに正しい?」
って考えてみるチャンスではないでしょうか?
無意識にやっていた、冒頭の内容って、果たして、今の自分には正しいのだろうか?
・かかとから踏んだら、何でダメなの?
・ドシドシ踏んだら、何でダメなの?
・ぴょこぴょこと踏んで何が悪いの?
って疑う時なのでは無いでしょうか?
疑うことで、
・本当にできていたのか?
・ごまかしていたりしないか?
・余計なことをしていないか?
など、新しいサルサに気づくことも多いです。
自由な踊りを目指すために避けたいこと
でも、この時に、気を付けたいのは?
「とりあえず、踊りが気持ち悪いから、呑んで忘れてしまおう・・・」
ですね。
さすがにこれでは変わりませんよね!!^^;
お酒もダメということはないですが、効果が重要です!
「固い踊りを柔らかくするために一杯飲む」とか
「テンションを上げるために一杯飲んで〆る」とか
「普段の生活のモヤモヤを取っ払い、踊りに集中する為に飲む!」
とかであれば生きたお酒になりますが・・・
もちろん、筆者もサルサにお酒は必須だと思いますので・・・^^
でも、「違和感を呑んで忘れてしまおう」では元も子もないですよね^^
せめて、感覚をすまして踊っている時は、少しでも気持ち良く踊れるように貪欲にならないと、
いつまでも、のびのびと心地よくは踊れないですよね・・・
さらに怖いのが、違和感をやり続けてしまうと、違和感に感じなくなってしまうのもあります。
そうなってしまうと、踊りは5年経っても、10年経っても、変わりようがないですよね。
まとめ
「感覚といつも向き合う!」ってとても大事だと思いませんか?
と言うことで、サルサを踊ってて、気持ち悪いことを感じたのであれば、そこから逃げて欲しくないです。
正しい踊り方は、ただカッコいい、ウツクしいだけではありません。
心地よさも重要な要素です。
心地よい踊りが、気づくとビジュアル的にも整ったものになっていることも多いです。
辛いこともありますが、この違和感に真正面から向き合って、ワンランク上の踊りを目指しませんか?
本当にサルサが好きなのであれば・・・
さて、ゴメンなさい。まだコンテンツ少ないので、
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